製品情報 Product Information

国内唯一の専門メーカーこその対応力

国内唯一の専門メーカーこその対応力 ―――――
大東スピニングは、国内唯一のスピニングマシンの専門メーカーです。
お客様のニーズに合わせて、汎用機・専用機・特殊機とあらゆる仕様に対応しています。
塑性加工の中でもユニークな加工方法のスピニングを、もっと多くの人に理解してもらおうと営業活動を行い、新しい加工にチャレンジしています。
スピニングはハード面とソフト面があり、特にソフトが大事な要素です。経験豊かなスタッフがバックアップします。
ティーチング式NC スピニングマシン

汎用性をきかせた機械です。多品種・少量生産に最適です。
主な加工材料として、鉄・アルミ・銅・ステンレス・真ちゅう・ハステロイ・インコネル・チタン等があります。
ティーチング式ですので簡単な操作と数値への自動変換ができるので、高精度・高スピードがでます。

プレイバック式ティーチング・CNCスピニングマシン DSP-T1000-CNC-6型 画期的な最新鋭機

DSP-T1000-CNC-6型 主仕様
主軸径
Φ120mm
主軸回転数
無段変速MAX1800r.p.m
  主軸・油圧電動機
15KW・2.2KW
機械大きさ
w2180×L4050×H2050mm
  素材最大径
Φ1000mm
重量
5t
  製品深さ
450mm
機械の特色 X・Z軸共サーボモーター方式にてティーチングも可能
  素材板厚 SUS 3.0mm

CNCパイプスピニングマシン ワーク回転方式 DSP-160PR-CNC3

ワーク固定方式 DSP-160PF-CNC2

各種専用機

ワーク固定方式 DSP-160PF-CNC2

汎用性をきかせた機械です。多品種・少量生産に最適です。
主な加工材料として、鉄・アルミ・銅・ステンレス・真ちゅう・ハステロイ・インコネル・チタン等があります。
簡単な操作と数値への自動変換ができるので、高精度・高スピードがでます。

異形断面形状が成形できるスピニング加工機
「リニア・ロボスピン」 〜リニアモーター駆動の実用機プロトタイプ〜
ロボット制御技術の導入により、楕円・偏心・多角形など異形断面形状の成形を実現。
金型コスト削減で小ロットの多品種少量生産、単品の特注品や製品開発における試作に有利。
「リニア・ロボスピン」 〜リニアモーター駆動の実用機プロトタイプ〜

(独)産業技術総合研究所と(株)大東スピニングは、力制御スピニング加工機「リニア・ロボスピン」を共同開発しました。


「リニア・ロボスピン」の特徴は、
(1)リニアモータにより加工ローラを力制御できること
(2)主軸の回転角に合わせて加工ローラを動かせることです。これらにより従来のスピニング加工機では難しかった、楕円・偏心・多角形など様々な異形断面形状の成形を実現しました。

開発の経緯
スピニング加工とは、回転する金属素材にローラ工具を押し付けて成形する塑性加工法です。(1)金型のコストが低い、(2)材料の無駄が少ない、(3)加工力が小さく装置が小型で騒音が少ない、などの特長があり、特に多品種少量生産、特注品や試作などに威力を発揮します。 しかし、従来のスピニング加工では断面が円形の製品しか成形できなかったため、丸物以外の製品は、プレス加工や板金溶接などで作らざるを得ませんでした。
 産総研では、よりフレキシブルな加工を実現するために、ロボット制御技術をスピニング加工に導入し、楕円・偏心・多角形などの異形断面形状が成形できる新しいスピニング加工法の開発に取り組んできました。産総研とスピニング加工機の専門メーカーである株式会社大東スピニングは、それらの開発成果を取り入れ、より実用的な要素を加味して、リニアモータ駆動による力制御スピニング加工機「リニア・ロボスピン」を共同開発いたしました。
異形断面形状の成形例
【力制御スピニング・同期スピニング】
  • 力制御スピニングによる楕円錘の成形

    力制御スピニングによる楕円錘の成形

  • 力制御スピニングによる段付切欠円錐の成形

    力制御スピニングによる段付切欠円錐の成形

  • 力制御スピニングによる偏心円錐の成形

    力制御スピニングによる偏心円錐の成形

  • 同期スピニングによる偏心パイプの成形

    同期スピニングによる偏心パイプの成形

  • 力制御スピニングによる楕円錘の成形

    力制御スピニングによる楕円錘の成形

  • 同期スピニングによる偏心円錐の成形

    同期スピニングによる偏心円錐の成形

  • 同期スピニングによる角筒形状の成形

    同期スピニングによる角筒形状の成形

  • 同期スピニングと力制御の併用による角錘台の成形

    同期スピニングと力制御の併用による角錘台の成形

【形成の模様】 異形断面形状の成形例
■異形断面形状の成形方法

「力制御スピニング」「同期スピニング」という2つの方法で異形断面形を成形します。

力制御スピニングでは、異形断面形状の金型を用います。加工ローラの押し付け力を一定に保ち、素材を金型に押し付けます。一方、回転軸と平行な方向には、加工ローラを一定速度で送り制御します。ローラは金型の形状に倣って動き、素材を型に密着させます。その結果、金型と同じ異形断面形状の製品を作ることができます。
  「リニア・ロボスピン」ではローラをリニアモーターで駆動しています。ローラが金型の形状にすばやく追従し、成形時間を短縮できます。また吸引力相殺型リニアモータで推力増加と摩擦力低減を両立させました。

【力制御スピニング】

【力制御スピニング】

異形断面形状の成形方法

異形断面形状の成形方法

【同期スピニング】 【同期スピニング】
【同期スピニング】

  同期スピニングでは、ローラをワークの回転角と同期して制御します。主軸にサーボモータを採用しているため、ワークの回転角とローラの位置を同時に指定することができます。ローラとワークの接触点に作りたい断面形状を描かせて、所望の異形断面形状を成形します。この方法はパイプの成形に特に有効です。また、同期スピニングと力制御スピニングを組み合わせて、段階的に成形しにくい形状や材質にも対応できます。

「リニア・ロボスピン」では、従来のスピニング加工機で一般に用いられている機能も付加しました。
◎ジョイスティック操作による教示再生機能(丸物成形用)
◎周辺機能・・・心押し台,ブランク受け,バックアップローラなど

【「リニア・ロボスピン」の主な諸元】
寸法 巾2875mm×奥行1820mm×高さ1895mm
X軸(半径方向) 吸引力相殺型リニアモータ 定格水力4000N
Z軸(主軸方向) サーボモータ+ボールネジ 定格水力10000N
主軸 サーボモータ+遊星減速機
定格出力7.5KW 定格回転数375rpm
ワーク 最大直径400mm
【「リニア・ロボスピン」の主な諸元】
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